女性を襲うストレスによる円形脱毛症

女性の円形脱毛症の原因

円形脱毛症とは、円形や楕円形の形に髪が抜け落ちる症状で、症状が現れた周辺の毛髪を引っ張ると、痛みがほとんどなく抜けます。症状はいくつかのグループに分けられ、最も一般的な症状が単発型です。十円玉程度のサイズで発見されることが多く、一時的な症状で自然治癒する場合もあります。他のグループには、脱毛部が複数あり何度も繰り返す多発型や、帯状に繋がって毛が抜ける蛇行型、髪の毛がほとんど抜け落ちてしまう全頭型、頭髪だけでなく、まゆ毛ワキ毛など全身の毛が抜ける汎発型などが存在します。

円形脱毛症は自己免疫疾患の一種で、ウイルスや細菌など体に害を及ぼす外敵から身を守るリンパ球が、誤って成長期の毛包を攻撃する事で、毛包が休止状態になってしまう事が原因です。男性型脱毛症と違って、原因となるリンパ球の反応が無くなれば、元通りの毛が再生されます。何故リンパ球がこのような自己免疫反応を起こすのか未だ判明していませんが、メカニズム自体は判明しています。
他の原因としてはアレルギー反応があり、アトピー性皮膚炎や喘息を持っている人は円形脱毛症を発症しやすいのがわかっています。また、アレルギーがある人は症状が完治しづらく、重症化する傾向にあります。
円形脱毛症の原因はストレスであると広まっていましたが、ストレスは自己免疫疾患を引き起こす誘因の一つに過ぎず、大きなストレスに晒されたからと言って円形脱毛症に発症するわけではありません。しかし、ストレスはアレルギー反応を悪化させ、悪化したアレルギー反応が円形脱毛症を引き起こすなど無関係ではなく、ストレスやプレッシャーから解放される事で、症状が改善されるケースが多く見られます。